タブレットは大まかに分類すると、持ち運びに便利なコンパクトサイズのものと、大きなサイズのディスプレイを持ちさまざまなコンテンツをダイナミックに楽しめるものの2タイプに分けられます。しかし、Amazonが販売している「Kindle Fire HDX 8.9」は、8.9インチの高解像度ディスプレイ(解像度2560×1600)を持ちながら、親指と人差し指の2本でも持ち上げられるほどに軽いという驚くべきタブレットとなっていました。
Kindle Fire HDX 8.9タブレット - ハイスペックで驚くほどの軽量ボディ http://www.amazon.co.jp/dp/B00DOQ6EOS
◆フォトレビュー
Kindle Fire HDX 8.9の外箱はこんな感じ。
パカリ。
箱の中にはUSB 2.0ケーブル・9W Kindle PowerFast充電器・保証書・スタートガイド・Kindle Fire HDX 8.9が入っています。
これがKindle Fire HDX 8.9。2.2GHzクアッドコアSnapdragon 800CPUとAdreno 330GPU、そして2GBのメモリが搭載されているハイスペックなタブレット。
背面
f値2.2のワイドレンズ付き8メガピクセル背面カメラ。
背面左端の音量調節ボタン。
右端には電源ボタンが配置されています。
背面上部の左右にはスピーカーがあり、これはDolby Digital Plus対応のステレオスピーカーになります。
天面
底面
右側面
ここにはイヤホンジャックがあります。
左側面
左側面には充電用のmicroUSBポート。同梱されているKindle PowerFast充電器を使用すれば約5時間で充電が可能で、専用の充電器以外を使用する際には充電にかかる時間が若干長くなるとのこと。
手で持ってみるとかなり本体は薄いです。なお、本体サイズは縦231mm×幅158mm×薄さ7.8mm。
重さを量ってみるとなんと本体重量は369グラム。大幅な軽量化を果たしたiPad Airでさえ468グラムだったので、iPad Airよりも約100グラムも軽いということになります。
Kindle Fire HDX 8.9の軽さなら片手で読書するのも軽々でした。
両手で持つと端末の薄さも相まってより一層軽く感じます。
Kindle Fire HDX 8.9でGIGAZINEを見てみると、画面が大きいので文字が非常に読みやすく、写真やムービーなどのコンテンツがスマートフォンなどよりも楽しめそうです。
Kindle Fire HDX 8.9はOSにFire OS 3.0「Mojito」が搭載されています。このOSを使ってどんなことができるのかは以下の記事から確認可能です。
新しいKindle Fire HD 7に搭載されているFire OS 3.0「Mojito」レビュー - GIGAZINE
◆Kindle専用ケースORIGAMIカバーをつけてみた
Kindle Fire HDX 8.9専用ケースであるORIGAMIカバーも一緒に購入していたので装着してみます。
一見同じカバーに見えますが、左が合皮のORIGAMIカバー、右が本革製のORIGAMIカバーで、ケース表面が比較的さらさらな方が合皮製のもの。素材は違いますが構造は全く同じです。
合皮の方は重さ314グラム。
本革製のカバーは重さ313グラム。Kindle Fire HDX 8.9の重さは369グラムで、ORIGAMIカバーを装着すると一気に重くなってしまうため注意が必要です。
これは合皮のORIGAMIカバー。
パカリ。
カバーはかなりしっかりした作りになっています。
フタ部分の裏面には毛足の短い起毛した素材が使われているのでディスプレイを傷つける心配はなし。
Kindle Fire HDX 8.9にカバーを装着するときは上に置くだけでOK。カバーの中にはマグネットが入っているのでカチリと本体を固定してくれます。
フタを閉じるとこう。
パカリ。フタを開くと自動的にKindle Fire HDX 8.9のディスプレイがオンになります。
背面
音量調節ボタン。
電源ボタン
左右の側面部分は覆われていないので、カバーをつけたまま本体を充電したりイヤホンが使えるようになっているというわけ。
カバーの背面にはカメラ用の穴などは空いておらず、カバーをつけた状態からカメラを使う際にはちょったしたアクションが必要。
そのアクションとは、Kindle Fire HDX 8.9をORIGAMIカバーにつけたまま上方向にスライドさせる、というもの。
するとカメラが起動します。カバーの中のマグネットが本体をホールドしているので、この状態でもカバーが取れてしまうということはありません。
ORIGAMIカバーをつけた状態でKindle Fire HDX 8.9のカメラを起動する様子は以下のムービーで確認できます。
ORIGAMIカバーをつけたままKindle Fire HDX 8.9のカメラを起動 - YouTube
ORIGAMIカバーのフタ部分を持って……
真ん中を手前に折り込むように畳みます。
するとフタ部分をスタンドにすることができました。
折りたたんだ部分はマグネットで固定されており、Kindle Fire HDX 8.9を縦に置いてもしっかり支えてくれます。
Kindle専用のオリジナルケースであるORIGAMIカバーを使っている様子は以下のムービーから見ることができます。
ORIGAMIカバーを使用するとこんな感じ - YouTube
このスタンドを使えば端末を手に持たずに操作できるようになるので長時間使用する際には重宝しそう。
◆スタイラスペン
これはおまけで購入したIncipioのスタイラスペン。
ペン先は柔らかい導電性ゴムでできています。
手に持つとこれくらいのサイズ。
重さはたったの10グラム。
Kindle Fire HDX 8.9のカメラを起動し……
撮影
そして撮影した写真の右上に表示されるペンアイコンをタップ。
すると……
こんな感じで写真に文字を書いたり加工したりすることができます。指でタップして加工することもできますが、スタイラスペンを使えばどこをタップしているのかが分かりやすいので、ピンポイントで写真の修正したい部分を修正したりが可能。
なお、Kindle Fire HDX 8.9の16GBモデルが3万9800円、Kindle Fire HDX 8.9用のORIGAMI合皮カバーが5480円、ORIGAMI本革カバーが7480円、Incipioのスタイラスペンが1580円でAmazon販 売されています。
Amazon.co.jp: Amazon Kindle Fire HDX 8.9 スタンド付き ORIGAMI 合皮 カバー/ケース 黒 (Kindle Fire HDX 8.9専用): Kindleストア
Amazon.co.jp: Amazon Kindle Fire HDX 8.9 スタンド付き ORIGAMI 本革 カバー/ケース 黒 (Kindle Fire HDX 8.9専用): Kindleストア
Amazon.co.jp: Incipio 【タッチペン】Inscribe Stylus インスクライブスタイラス ブラック STY-100: Kindleストア
・関連記事 2万円台でゲットできる高画質かつ高音質な7インチタブレット「Kindle Fire HDX 7」レビュー - GIGAZINE
1万5800円で購入可能な片手持ちに最適な7インチタブレット「Kindle Fire HD 7」フォトレビュー - GIGAZINE
新しいKindle Fire HD 7に搭載されているFire OS 3.0「Mojito」レビュー - GIGAZINE
軽くて充電無しで8週間使用可能な「Kindle Paperwhite」2013年モデルのムービー&フォトレビュー - GIGAZINE
Kindle Paperwhiteの2013年モデルと2012年モデルでページめくりスピードを比べてみた - GIGAZINE
アマゾンジャパンが電子書籍サービスKindleの新サービス「Kindle 連載」を本日10月25日からスタート - GIGAZINE
2013年11月28日 21時08分22秒 in ハードウェア, ムービー, レビュー, モバイル Posted by logu_ii
沒有留言:
張貼留言