Lunascapeは2009年12月11日、多機能Webブラウザー「Lunascape」の最新のバージョンとなる「Lunascape6 ORION」のダウンロード提供を開始した。Firefox用のアドオンに対応し、ユーザーインターフェースを一新した。マイクロソフトの最新OS「Windows 7」にも正式に対応する。
Lunascape6 ORIONは従来バージョンと同様、InternetExplorerの採用する「Trident」、Firefoxの「Gecko」、Google ChromeやSafariの「WebKit」の3つのレンダリングエンジンを切り替えられるのが特徴だ。Firefox用のアドオンに対応して、Geckoエンジン使用時の利便性を高めた。Firefoxからの乗り換えを狙う。
大幅なチューニングにより、Firefoxよりもさらに高速なJavaScript動作速度を実現。多くアドオンを追加しても起動速度が遅くならないように高速化機能も盛り込んだ。
ユーザーインターフェースは、画面の小さなネットブックでも見やすいようにナビゲーション部分を小さくしてWebページの表示領域を広く確保した。アドオン関連のメニューを一つのツールバーにまとめて表示して煩雑な見た目になるのも防いでいる。
複数のページを同時に表示する「カスケード(分割)表示」では、Gecko、Trident、WebKitを使っての表示をサポート。レンダリングエンジンごとの細かい表示の違いを一目 で確認できる。Web開発者向けの機能だ。
(文/三浦善弘=日経トレンディネット)
■関連情報
LunascapeのWebサイト http://www.lunascape.jp/
http://d1hvni10wt78hi.cloudfront.net/dl/Lunascape6/6_0_0_19967.fixed.3/LunaSetup600_ja.exe
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