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GARNET CROWの2009年・第1弾シングル「Doing all right」が5月20日にリリースされる。久々のシングル作品でもある今作は、初夏を思わせる快活なサウンドと聴き手をポジティヴな気持ちにさせてくれる歌詞が魅力のナンバー。“ライヴで一緒に歌える曲”というテーマがしっかり反映され、新たな試みが盛り込まれた1曲でもある。後に続く「Nora」は先にテレビでオンエアされ、多くの反響を受けてリリースに至った楽曲。優しさと切なさが混在するサウンドと、猫の目線で書かれた歌詞が印象的なナンバーだ。異なる2曲が収められた今作について、中村由利と岡本仁志に話を聞いてみた。 ●久々のシングル・リリースとなりますが、「Doing all right」はライヴを意識して作られた曲と伺いましたが、そうしようと思ったきっかけはあったのでしょうか? 中村由利(以下中村):今年に入ってから、わりとゆったりめの曲やバラードのレコーディングが続いていた時期に、自分の中での気分転換という意味でも明るい匂いのする曲が書きたいと思っていたんです。それでどんな曲を書こうかと考えた時に、もしかしてライヴで披露する機会があったら、皆で歌ってもらえる様な分かりやすくてキャッチ-な楽曲が良いなと思って、そこから取り掛かったという感じです。 ●昨年の夏のライヴや、年末にライヴDVDが発売されたりと、ライヴ・アーティストとしてのGARNET CROWがクローズ・アップされる機会もあったと思うのですが、その影響は? 中村:確かに、去年の夏にライヴをやった事は大きかったと思います。ライヴをする時は毎回新しい試みをしていて、去年は皆で歌って踊れるコーナーを設けたんですけど、それが凄く楽しくて、しかも評判も良かったんですね。今年に入ってライヴDVD(「Are You Ready To Lock On!? ~livescope at the JCB Hall~」)の編集作業を見ていたりしたんです。その影響もあってライヴで楽しく盛り上がれる曲があっても良いんじゃないかと、自然と感じていたのかもしれませんね。そこで明るくてポジティヴになれる曲が欲しいなと。編集途中のライヴ映像を見ながら「Doing all right」を作っていった感じもあったので、制作作業も凄く楽しかったです。 ●リズムの1つ1つが、聴き手にずっしりと響く感触が新鮮でした。 中村:“明るい曲=軽い”という様な薄っぺらいものにはしたくなかったので、逆にメロディは分かりやすくてキャッチーなものになっていると思います。その分、ギターの音やドラムのループ、全体的なサウンドの厚味にはこだわっているし、メロディが分かりやすい分だけ、その下で支えている音達はガッシリした太いものにして、安心感のある音の中で歌える様な曲を意識して作りました。 ●岡本さんは最初にこの曲を聴いた時は、どんな印象を持ちましたか? 岡本仁志(以下岡本):ライヴ感があると思いましたね。ライヴでやっている絵が見えるというか……。 ●AZUKIさんの歌詞にも、力強い言葉が散りばめられていますね。 中村:この歌詞も何度か書き直して、この形になったんです。 “Doing all right”という言葉がタイトルになって、サビの頭に登場した事で、最終的に歌詞も非常にシンプルで分かりやすいものになったと思いますね。最初は歌詞が何パターンかあって、歌詞毎にアレンジも変えてみたり……。頭に“Doing all right”というメロディを付けるというのも、歌詞が出来上がってから出たアイディアだったので、常に良いものを探しながら良いものに仕上げていったという感じです。 ●曲を作り始めた時から核になっていたものは、変わらずに進んでいったのですか? 中村:そうですね。メロディも歌詞もキャッチーなものにしたかったのと、軽過ぎないサウンドにするというのは表現出来たと思います。サウンド自体は初夏というか春から夏にかけての、これから生き生きとしてくる季節にピッタリ合うものを意識して作りました。制作期間中はライヴDVDの編集作業にも立ち合っていたので、その時は音を消してライヴ映像だけにしてこの曲をかけてもハマってしまう様な感じでした。今後ライヴもあると思うので、そこで披露するのが楽しみな1曲ですね。この曲はシングルとしても完成されているし、更にこれをライヴで皆と一緒に歌った時にどうなるんだろうなという楽しみもある作品になりました。 ●この曲では、岡本さんの長いギター・ソロが入っていますね。 岡本:はい。これは今までで最長です。 中村:16小節位あるので、なかなかないですね。 岡本:転調も多いし、歴史に残るギター・ソロです(苦笑)。ブルージーなニュアンスが物凄く難しいので、ライヴで弾くのは大変ですね。 ●岡本さんにとっては、挑戦でもあったと思いますが。 岡本:そうですね。長い間やっていると、自分の出来る範囲内で選択してプレイする事がどうしても多くなるので、今回は凄い刺激になりました。 中村:ギターを弾いている人にとっても、聴き応えのある曲になっているんじゃないでしょうか。ギター・キッズの皆さんも挑戦しがいがあるギター・ソロだと思います。 岡本:フレーズがブルージーなので、僕よりも上の世代の方で“おおっ!!”と思う人がいるかもしれませんね。 ※この続きは誌面にて!! ■GARNET CROW OFFICIAL WEBSITE http://www.garnetcrow.com/ |
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