小口覺 [2016/06/02]
デルは、COMPUTEX TAIPEI 2016に合わせて開催されたプレスカンファレンスにて、2-in-1タイプの「Inspiron」シリーズ計6機種を発表した。中でもインパクトが大き かったのは、17インチとノートPCとしては広大なディスプレイを持つ「Inspiron 17 7000 2-in-1」だ。
ディスプレイ部が360度回転し、キーボード入力に使用する「ラップトップモード」、プレゼンなどに用いる「テントモード」、動画の鑑賞などに最適 な「スタンドモード」、手に持ってSNSなどで使える「タブレットモード」と、4つのスタイルに変形する。同社は、2-in-1で17インチの製品は世界 初としている。
今回、デルのコンシューマ向け製品マーケティング担当バイスプレジデントのレイモンド・ワー氏にInspiron 17 7000 2-in-1について聞く機会を得た。そのインタビューをお届けしよう。
レイモンド・ワー氏。コンシューマ向け製品マーケティング担当・バイスプレジデント。コンパック、HP、サムスンを経て3年前にデル入社。台北を本拠地として、XPS、Alienware、Inspironを担当する |
17インチの2-in-1は「イノベーションへの挑戦」
――業界初となる17インチ2-in-1ですが、なぜこのサイズを出そうと思ったのでしょうか?逆に言うと、どうして今まで17インチの2-in-1がなかったのでしょうか。我々は、2-in-1はノートPCとしても優れた製品であると考えて います。世の中にはスマートフォンをはじめ、タッチディスプレイの製品があふれており、若い世代ではノートPCにもタッチ機能が必要と思う人が増えていま す。大画面のPCでもタッチ操作でき、さまざまなスタイルで使用できるマシンが求められるだろうというのが最初の発想です。
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