米Kyocera Communicationsが、Sprint向けのLTE対応スマホ「Torque」(トルク)を発表した。MILスペック準拠のタフネス仕様ボディに、スマートソニックレシーバーなど京セラ独自の機能を盛り込んでいる。
京セラの米国法人であるKyocera Communicationsは1月28日(現地時間)、LTE対応のAndroidスマートフォン「Torque E6710」(トルク)を発表した。米Sprint Nextelがこの春の発売を予定している。
Torqueは、米国防総省の物資調達規格MILスペック(MILITARY STANDARD 810G)に準拠した耐衝撃性と、防水(IPX7)/防塵(IP6X)性能を備えたタフネススマートフォン。ディスプレイは4インチのワイド VGA(480×800ピクセル)表示IPS液晶で、タッチパネル表面には強化ガラスを採用した。ディスプレイが振動して音を伝える京セラ独自の「スマー トソニックレシーバー」も使われており、騒音が激しい場所でも相手の声が聞き取りやすくなっている。搭載するプロセッサーはデュアルコアCPUのSnapdragon MSM8960(1.2GHz駆動)、メモリはROMが4Gバイト、RAMが1Gバイト。また外部メモリとして32GバイトまでのmicroSDが利用で きる。OSはAndroid 4.0を採用した。バッテリーは容量2500mAhと大容量なものを備えている。
そのほか、5メガピクセルのメインカメラと1.3メガピクセルのインカメラを備え、パノラマ撮影やHDR撮影が行える。さらに、京セラの省エネ技 術「Eco Mode」やバックグラウンドでのデータ通信をブロックしてパケット量を抑える「MaxiMZR」も備えた。またNFCによるモバイル決済や、 Sprintのプッシュ・トゥ・トークサービス「Sprint Direct Connect」にも対応している。
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